トップページ | 2010年9月 »

2010年8月

2010年8月31日 (火)

ブラックベリーのアレンジ

  Blackberry4  Blackberry2

「ル・ベスベ」のお花のアレンジをいただきました。

イギリスに咲いているようなバラに交じってトルコキキョウやマツムシソウがアレンジされています。その中にブラックベリーが!

イギリスの湖水地方ではちょうど今頃、生垣に野生のブラックベリーがたわわに実っていることでしょう。リンゴと一緒にジャムやパイにするのがイギリスの秋の味わいです。

「ハーブ祝祭暦」には秋の章にブラックベリーの伝説を載せています。

明日からもう9月。

このお花たちを見ていたら、心はイギリスへと飛んでいきました。

2010年8月27日 (金)

ブルーベリーのドロップスコーン

Pancake1_2 

我が家の近くのブルーベリー園のブルーベリー摘みも今週末で最後。

「暑い、暑い」と言っているうちに今年の夏も終わりに近づいていることを感じます。

今朝の朝食に、そのブルーベリーと一緒にいただくとおいしいスコティッシュ・パンケーキを焼きました。

忙しい朝に焼けるほど、簡単に作れるのです。

このレシピは、 「イギリスのお菓子、楽しいティータイムめぐり」(集英社be文庫) p188に出ています。

スコーンを作るときのように粉にバターを刻み込んで作ること、小さじ1杯程の種をフライパンに小判型になるように流し、小さく焼くのがポイント。

このパンケーキはドロップスコーンとも呼ばれていて、お茶の時間に片面にバターを塗ってお皿に並べ、用意することもイギリスではよくあります。

今朝はブルーベリーを散らして、パンケーキと一緒に食べましたが、ブルーベリーを一緒に焼きこんでもおいしいですよ。

焼きたてにバターとメープルシロップをかけて、とろけるようなおいしさです。

食事用なら、もちろんもっと大きく焼いてもどうぞ。

2010年8月25日 (水)

秋田のいぶりがっこ

Akita2 秋田からのお土産で「いぶりたくあん」、地元では「いぶりがっこ」と呼ばれて親しまれている漬物をいただきました。

たくあんをいぶしたもので、いぶし独特の香りがしておいしいのです。

イギリスでもいぶした、いわゆるスモークした食品がかなりあります。

スモークサーモンをはじめ、スモークしたサバ、スモークしたウナギ、スモークしたたらこなど、意外ですが、おいしいのです。

かのハロッズでも有名なフードコートに並んでいます。

スモークしたたらこなどは、クリームチーズやサワークリームと混ぜてディップにもなります。

寒い地方での食品の保存の知恵はイギリスも秋田も共通なのだと思ったのでした。

2010年8月23日 (月)

「ハーブ祝祭歴」の書評

Cover3_2   月刊キリスト教書評誌「本のひろば」に「ハーブ祝祭暦」の書評が載りました。立教大学名誉教授でいらっしゃる鵜川馨先生が書いてくださいました。先生はイギリス史がご専門です。私は先生とは面識がありませんが、この本を担当してくださった教文館編集部のKさんの御取り計らいで実現しました。

先生はご自身の英国での経験も織り込んで書いてくださっています。

たとえば、懺悔の火曜日にオックスフォード大学ウースター学寮での晩餐のデザートがパン・ケーキだったことや、ケンブリッジ大学の先生の叔母さんが亡くなったあとで、自宅のあちらこちらからエルダー・フラワーで作った「シャンパン」が発酵して爆発音がしたという笑い話も・・・。

教会暦にまつわるハーブを紹介したということで、「基本ハーブの事典」とともに、この本を通して、さらに教会関係の方にもハーブに興味を持っていただけたら、うれしいことです。

2010年8月22日 (日)

写真のレッスン

Lesson4_2月に1回のちはる先生の写真のレッスンの2回目。

ISOを変えての写真を10枚プリントしてくるという宿題が前回出ていたので、2回目の今日は、4名それぞれの写真を見ながら先生のコメントを聞くということからスタートしました。

この宿題を通して、頭で考えて写真を撮りながら、身につけるということが何より必要だということを実感しました。今までの私はどうしても簡単に手早く写真を撮ることをしてきてしまったので・・・。こちらのレッスンで、一人ではなかなかできなかったこうした写真の撮り方を教えていただくのが、何よりの勉強です。

露出とシャッタースピードの関係、これは私の難関ですが、今回は白いもの、黒いものを撮るときの露出について学びました。

昨日のレッスンについて書かれたちはる先生のブログはこちらです。

2010年8月21日 (土)

ハーブのお水

18_20_48_48 小布施から45分ほどの山の上に建つサンクゼールのレストラン。周りはリンゴ園やブドウ畑が広がっています。眺めがなんとも気持ちがいいので、ランチに立ち寄りました。これで2回目です。

サンクゼールといえば、都内にもデパートなどに売り場のあるジャムで有名なお店。こちらではジャムをはじめとするこちらの製品が買える素敵なお店ももありますが、きちんとランチが楽しめるレストランがあるのが魅力。

冷房の効いた店内は何と満席。眺めのいいテラスでいただきました。

「ハーブのお水をどうぞ」、とすすめられて行ってみると、ハーブの入った淡い緑色の水が壺のようなガラスの器に入っています。レモングラスとミントに湯を加えて作ったハーブティーを冷やしたものとのこと。

レモングラスのすっきりとした味わいに涼しさを感じるほどでした。

小布施屋さんへの私の訪問について、今日のブラムリーファンクラブのブログで早速取り上げてくださいました。ご覧ください。

2010年8月20日 (金)

奥志賀「ベルサルームズ」での食事

18_21_07_59_218_21_09_43_3   奥志賀で3泊した「ベルサルームズ」。奥志賀は志賀高原からさらに奥、そのなかでもこのベルサルームズは一番奥の森の中にあります。玄関先にはマージョラムやベルガモットなどのハーブが植えこまれていて、まるでイギリスの田舎のよう・・・。
このオーナーのご主人が作られるお食事のおいしさが毎日楽しみでした。
イタリアン、和風、アジアと日替わりでメニューが変わりますが、初日はイタリアンでした。
手作りの香ばしく焼けたグリッシーニにアンチョビーとトマトのペースト、チーズいろいろが添えられた一皿が前菜、一皿目は自家製の野菜のピクルスにホタテやタコなどの魚介類が合わさって、ディルが周りに散りばめられて香りのよいもの、メインは、仔牛のステーキにたっぷりの野菜のグリルで上からバルサミコソースが絵のようにかけられた一皿。
味と香り、素材の組み合わせのセンスが抜群なのです。
サービスをされるオーナー夫人の細やかなお心遣いとともにもてなしの温かさがお料理に表れていて、こんなにも幸せな気持ちになるのだと感じます。
和風の日には揚げたてのてんぷらを数種類揚がるたびにテーブルでサービスしてくださったり、アジアの日には冷製坦々麺がスープの代わりになったり、そのバリエーションの豊富さもうれしいのです。
次回はスキーのシーズンに滞在して、またこちらのお料理を楽しみたいと思っています。 18_20_51_55 18_20_54_11 18_20_52_12_3

トップページ | 2010年9月 »