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2011年1月

2011年1月31日 (月)

ミンスミートのシフォンケーキ

Ciffon_cake2_2 今日で一月も終わりですね。

週末にミンスミートを焼きこんだシフォンケーキを焼きました。

今までアメリカで買ってきた大きなシフォン型しかもっていなかったのですが、ネットで17cmのシフォンケーキをセールで買ったので、早速使ってみました。

クリスマスにミンスパイを作ったミンスミートが残っていたので、それを使い切ってしまうという目的もあったのですが・・・  ミンスミートはドライフルーツやリンゴ、ラム酒、スパイスが入っているので、香りのよいシフォンケーキが少量加えるだけであっという間にできあがります。

Tetbury3_5

ミンスパイをいえば、私の講座に参加してくださったWさんから可愛いプレゼントをいただきました。

「Tetbury」というたまプラーザにあるお店の一口サイズのミンスパイです。

Tetburyといえば、コッツウォルズのチャールズ皇太子の自邸がある町。このお店のオーナーがこの町のティールームでスコーンの研修を受けたことからお店の名前にしたとのこと。

スコーンもオーダーがあってから生地を練って焼き上げるというこだわりがあるようです。

機会があったらぜひ行ってみたいお店です。

2011年1月27日 (木)

お知らせ

Margaret0130 今年は連載を2誌で書かせていただくことになりました。

「野菜をつくろう!」(集英社)英語教育(大修館)です。

「野菜をつくろう!」は3月2日(水)発売。私はイギリスのキッチンガーデンについて書きますが、記念すべき1号ではローズマリー・ベアリー夫人のバンズリーハウスのキッチンガーデンについてです。

写真はその夫人がキッチンからすぐに必要なハーブが摘めるようにと作ったキッチンガーデンです。夫人の亡きあとは高級ホテルとなっていますが、その庭はそのままに残っているようです。

詳しくはどうぞ「野菜をつくろう!」をお読みいただきたいと思います。

「英語教育」は中・高校の英語の先生向けの雑誌。巻頭のカラーページで、1年間、12回にわたり「ピーターラビットの絵本」を書いたビアトリクス・ポターと湖水地方について書いていきます。私の連載が始まる4月号は3月14日発売です。

今年は「ピーターラビットの絵本」の翻訳が日本で出版されてから、40年という記念すべき年です。そのような年にこのような連載を書かせていただけるのは、長年湖水地方を訪ね、ポターを追ってきた私としてはこの上ない喜びです。

さらに4月からは3回にわたり、池袋・西武にあります「コミュニティ・カレッジ」で「ピーターラビットと英国文化について」講座をいたします。

日程は4/23,5/28,6/25いずれも第4土曜日((13:00~14:30)となっています。

こちらの1回目の講座は、私の恩師である吉田新一先生に「ピーターラビット絵本に隠された作者のメッセージを探る」というテーマでお話ししていただくことになりました。

ポターの研究者としては第一人者でいらっしゃる先生のお話をぜひとも参加する方に味わっていただきたくて、私から無理に先生にお願いして実現することになりました。

私も先生のお話を久しぶりにお伺いできるのが今から楽しみです。

2月になりましたら、「コミュニティ・カレッジ」のHPに公開され、2月20日ごろから申し込み開始となる予定です。もちろん私のHPの講座のページにも載せる予定ですので、2月になりましたらご覧ください。

来月の私の講座としては2月17日(木)13:00~15:00、NHK文化センター町田(℡:042-726-0112)で「イギリスの春の暮らし、庭めぐりとハーブというテーマで講座があります。

すでに多くのお申し込みをいただいていますが、まだお席に余裕がありますので、ぜひご参加をお待ちしております。

私自身の講座ではありませんが、12月にプディングの講座をさせていただいたリプトンティーハウスで2月から「リプトン・ブリティッシュ・デイ」という講座が始まります。

1回目である2月9日(水)15:30~16:30は、今では廃刊となってしまった「ヴァンテーヌ」(婦人画報社)での私の連載を担当してくださった下田結花さんのお話があります。今は「モダンリビング」の編集長となられ、イギリスのインテリアがテーマとのことです。

詳しくはこちら→★をご覧ください。

私も参加者の一人として楽しみに伺うことにしています。

長くなってしまいましたが、いずれもどうぞよろしくお願いします!!

2011年1月26日 (水)

NGSジャパン スクール・フォー・ガーデニストの講座

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昨日は横浜市イギリス館での講座でした。

風は冷たいものの日差しは春のように明るくて気持ちがよく、高台にあるイギリス館からは春の海が眺められます。

講座のテーマは「秘密の花園」。

いつものようにスライドを使って、秘密の花園のお話の舞台となっているヨークシャー地方について、庭のこと、食べ物のことを交えてお話させていただきました。

滋賀からご参加いただいた方、イギリスで中高校生時代を過ごされたとおっしゃる方、初めての方も多くご参加いただけたことが何よりうれしいことでした。

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私の話の後のお茶の時間では、午前中の講座で皆さんが作られたフラワーアレンジがテーブルを飾ってくれました。

「秘密の花園」をテーマに作られたアレンジ、シックなパープルの色合いがとても素敵でした。

お菓子は横浜山手の「えの木てい」の看板商品「チェリーサンド」を主催者である谷口さんがご用意してくださいました。

Ngs_3 ティータイムにはピアノの演奏で優雅なひと時を楽しんでいただきました。

演奏は、私のロンドン時代の友人のお友達で、横浜に住んでいらっしゃるYさんにお願いしました。

DVDの「秘密の花園」の中で使われている「グリーン・スリーブス」などの曲を弾いてくださいました。イギリス館は無料で見学もできますが、講座で伺うと、まるで外国にいるような雰囲気を味わえます。

ご参加くださった皆様、どうもありがとうございました。

2011年1月18日 (火)

ル・レクチェ

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お正月早々風邪をひいてしまい、熱も出ないのになかなか治らず、長い間このブログも更新できませんでした。

何度も見ていただいた方もいらっしゃると思いますが、本当に申し訳ありませんでした。ようやく体調が戻ってきましたので、これからは大丈夫だと思います。

先日山形から有機肥料をたっぷりと使って栽培した西洋ナシの一種「ル・レクチェ」を送っていただきました。箱を開ける前から独特の甘い香りが漂っています。

農園からのお手紙によると、ラ・フランスの交配種として山形に植栽されて半世紀とのこと。栽培面積は少なく、こちらの農園の地域でもラ・フランスの栽培農家10数人のうち3人程度しかこの「ル・レクチェ」を作っていないとのこと。そのため八百屋さんの店頭に並ぶことも少ないとのことです。確かに東京でもお目にかかることは少ないですね。

今年の11月2日に収穫したものを2カ月ほど追熟したものを送ってくださったとのことで、まさに今が食べごろ。早速黄色く色づいた薄い皮をむいていただくと、とろけるような甘いおいしさがなんとも言えません!!

ジャムにすると、この香りがまたいっそうよくなり、おいしくなるので、何個かを使って作ってみようと思います。最初にこのジャムをいただいた時にはこんなにおいしいものがあるのか、と感動したほどです。

今年最初の講座であるN.G.Sジャパン主催の横浜山手にあるイギリス館での講座が1月25日の午後にあります。

「秘密の花園」をテーマにその舞台となったヨークシャー地方、庭とつながるハーブや花、食べ物についてたくさんのスライドを使っての講座です。ティータイムには紅茶とお菓子とともに生のピアノ演奏も楽しんでいただきます。まだお席に余裕がありますので、ご参加をお待ちしています。

2011年1月 3日 (月)

新年のミスルトー(ヤドリギ)

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初詣に出かけた世田谷・豪徳寺で思わぬ発見が!!

昨年12月のクリスマス前にこのブログでご紹介した宿り木(ミスルトー)が、境内の木の葉が落ちた木の上にこんもりと茂っているではありませんか。

東京で見つけたのは初めてでしたので、うれしいことでした。

フランスではヤドリギはギー(gui)と呼ばれ、クリスマスではなく、新年にヤドリギの枝を詰めたかごを肉親にプレゼントしたり、自宅に飾る風習があるとのこと。フランス人の祖先にあたるガリア人から伝わったドルイド教の風習です。

葉の落ちた木にみずみずしく緑に茂るヤドリギには特別な力があることを感じるのは日本でも同じだったようで、万葉集に歌われています。

   あしひきの

   山の木末(こぬれ)の寄生(ほよ)取りて

   挿頭(かざ)しつらくは

   千歳寿(ほ)ぐとぞ

            大伴家持の歌(巻18-4136)

(歌の意味:山の木の梢にはえているほよ(ヤドリギ)を取って髪飾りにしたのは千年も続く長寿を祈ってのことです)

2011年1月 1日 (土)

あけましておめでとうございます

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あけましておめでとうございます

しばらくご無沙汰してしまいましたが、年が改まって気分も新たに、また更新していきますのでどうぞよろしくお願いします。

写真はイギリス・湖水地方で撮ったもの、野うさぎです。

アーサー・ランサムの「ツバメ号とアマゾン号」の物語の舞台となったコニストン湖のほとりに建つファームに宿泊した朝に、その庭に出てきたうさぎさんです。

今年の干支にちなんでイギリスのウサギさんでこのブログを始めたいと思います。

ぴょんぴょんと元気に活動的に今年も頑張っていきたいと願っています。

みなさまにとっても素敵な一年でありますように。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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