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2011年10月

2011年10月24日 (月)

Kバレエカンパニー「白鳥の湖」

Kcompany


昨日は、Kバレエカンパニーの公演「白鳥の湖」を見てきました。

3年ぶりに熊川哲也さんが主役ジークリードを踊るというので話題になっています。

原振り付けがプティパ・イワノフ版というところ、そして、衣装の色合い、デザインもロイヤルバレエの「白鳥の湖」にとても近い、気品がある華麗なものでした。それもそのはず、舞台美術と衣裳はロイヤルバレエで「白鳥の湖」を手掛けた方が担当されているのですから・・・。

こう言えるのも、実はウィンブルドンに住んでいるときにはロイヤルバレエのチケットを優先的に買えるという「オペラハウス」のフレンド(友の会のようなもの?)に入るほど、バレエに魅了されていました。

そのころ熊川さんはロイヤルバレエのプリンシパルとして活躍していて、そのジャンプ力にはいつも会場から「ブラボー!!」の歓声が上がっていました。

当時のロイヤルバレエではギエムも活躍していて、彼女の出るものはほとんど観ましたから、今思い返しても、そんな舞台を日常として観ることができる、夢のような生活でした・・・。

日本ほどチケットも高くはなく、オペラハウスのこじんまりとした赤を基調とした劇場の雰囲気、幕間に飲み物や食事を楽しむ雰囲気、すべてが素敵でした。

そのころバレエを観る前に参考にしていたのが上の写真にもある「バレエ101物語」(新書館)という本。日本から友人がお土産に持ってきてくれた本です。

今回久しぶりにバレエを、しかも「白鳥の湖」を観れることになって、久しぶりにこの本を手に取りました。

このところいつもイギリスに行くのが7,8月で、夏はオペラハウスでのロイヤルバレエの公演がお休みなので、ロイヤルバレエの公演を観ることができずにいました。

昨日の公演はそんな鬱憤を吹き飛ばしてくれるような、深い感動を味わえるものでした。

2011年10月17日 (月)

「英語教育」11月号の連載

Eigokyouiku2  Eigokyouiku1

4月から連載をしている「英語教育」ですが、早いものでもう11月号が出ました。

今月は「きのこ学者」としてのビアトリクス・ポターについて書いてみました。

この夏湖水地方のアンブルサイドの町にあるアーミット図書館を訪ねましたが、ここには、ポターの残したきのこの絵の大半が保存されているのです。一部ですが図書館の方にポターの描いたきのこの絵の実物も見せていただきました。

連載にはこのとき撮影した写真を使っています。

ポターの生きた時代では、まだ女性が科学者として認められない時代でした。

そのためにポターはその道で生きていくことをあきらめたのですが、もしポターがその道に進むことが許される今のような時代に生きていたら、ポターのあの絵本たちは生まれなかったともいわれています。

「リスのナトキンのおはなし」などによく見るときのこの絵が描かれているのがわかりますが、それはポターのきのこの研究の賜なのです。

この季節にふさわしく、ポターの絵本をそうした目で読み返してみるのもよいかもしれませんね。

2011年10月16日 (日)

今田美奈子先生の食卓芸術展

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明日までの開催となってしまいましたが、今田美奈子先生の食卓芸術展が新宿高島屋で開かれています。

先週私も娘といっしょに拝見してきました。

私は大学時代に先生の教室で学んだのですが、今でも講師資格者の会であるムースの会の会員なんです。

お菓子を出展されている方の中には一緒に教室で学んだ方のお名前もあり、懐かしくなりました。

「王妃たちが愛した食卓芸術物語」と名付けられた展示では、イギリスではヴィクトリア女王が取り上げられ、女王の愛したヘレンドの食器、ヴィクトリアスポンジやバタフライケーキが飾られていました。その食器は「ヴィクトリア」と名付けられたものであることは今回の展示を拝見して初めて知ったことです。

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今田先生の教室で習ったお菓子の中で今もこの季節になると必ず作るのがこのスイートポテト。

サクサクとしたパートシュクレにサツマイモとバター、生クリームを合わせたこっくりとした味わいが今の季節にピッタリのお菓子。

昨日我が家にいらした友人たちにも「おいしい!!」と好評でした。

秋を感じる我が家の味になっています。

もみじ市

気がつけば、10月ももう半ば。それなのに10月に入って初めての更新です。ごめんなさい。

今日は昨日とは打って変わって秋晴れというには暑すぎるくらいの良いお天気になりましたね。

去年も出かけたもみじ市に行ってきました。15,16日の2日間の開催のはずが昨日の雨で中止となり、今日一日だけの開催となりました。我が家からもほど近い、多摩川のほとりで行われます。

お目当ては左藤さんのガラス

去年のもみじ市で購入した左藤さんのガラスは来年出す本の撮影にも使いました。私のお気に入りです。ジャムやクリームを入れるのにちょうどよい大きさで、可愛らしいのです。

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今日の様子はこちらです。

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今日は迷った挙句に飴色の小さめのグラスを購入。アンティークのような優しい色合いが気に入りました。食事のときにお水や麦茶などを入れるのにちょうどよいサイズ。このグラスは今年の新作とのこと。

横にあるマドレーヌ型のガラスのペーパーウェイトは奥様からのうれしいプレゼント。下に敷いてあるのは今回のもみじ市のちらし。やはり左藤さんから送っていただいたものです。

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これは始まる前の光景、私が帰るお昼すぎ頃には緑の草が見えないくらいにたくさんの人でいっぱいでした。

温かい手作りのもの、人との出会いが、このもみじ市の魅力だと思います。普段はただの原っぱですが、この2日間だけ魔法にかかったように変身します。

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