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2012年3月

2012年3月26日 (月)

ローズマリーの酢

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青山にあるイギリスのオーガニックショップ、デイルスフォードで買ったリンゴ酢で作ったローズマリーのハーブビネガーがおいしかったというのを聞いて、私も玄関先のローズマリーを摘み取り、リンゴ酢に漬けてみました。

これから緑の葉をたっぷり使ったサラダがおいしい季節、ローズマリーの香りのするこの酢を使って、ドレッシングを作ろうと思います。

あと1週間くらい置いたらきっと香りが酢に移っておいしくなることでしょう。

私の著書である「基本ハーブの事典」(東京堂出版)がこの春、増刷がかかり、めでたく3刷していただくことになりました。

多くの方に手にとっていただいて、感謝しています。

この本では、ハーブという古くから暮らしとともに生きてきた植物ならではのおもしろさである。歴史、伝説などを詳しく書いています。

こうした文学的な見方を持つと、思わぬところで、ハーブの深い意味合いに触れることがあります。それがまた楽しいのです。

春に向けてこれからハーブの苗も出回り、育てる楽しみもありますね。昨日立ち寄った二子玉川の「プロトリーフ」では、ハーブフェアーが開かれていました(4月8日まで)。

私もテラスの庭のプチリフォームでは、ローズマリーやラベンダーなどのハーブを主に植えてみたいと、いろいろと考えを巡らせているところです。

2012年3月22日 (木)

ドバイからのデーツ

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この箱を見て、何が中に入っていると思われますか?

チョコレートでしょうか?

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答えはデーツ。ヤシの実です。

先日の小金井でのお菓子講座に出席された方がアフリカに旅行に行かれ、ドバイで買ってきてくださいました。

昨日宅急便で届いたばかりです。

お菓子講座でご紹介した「スティッキー・トフィープディング」には、このデーツを刻んで加えるのが定番です。

イギリスでは、このドバイのように中東から届くデーツが売られています。スーパーでもデパートでもどこでも手に入る、身近なものです。

湖水地方のお菓子にこのデーツが材料として使われるのは、湖水地方沿岸にある港にこうした国から運ばれていたからでしょう。

湖水地方ではやはり港に運ばれるラム酒を使ったラムバターも昔からの名物です。

私は自然食品店で手に入る、、「ネオファーム」という会社の、有機栽培によるカリフォルニア産のデーツを使っています。

スティッキー・トフィープディングは、お菓子の講座に参加してくださった方に好評で、夜に作ったものを職場にもっていき、職場にあるレンジで温め、アイスクリームをのせて同僚の皆さんにふるまったという報告をいただきました。「とてもおいしい!」と好評だったとのこと。こうしたご報告をいただくのは、とてもうれしいことですね。

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2012年3月17日 (土)

おしらせ

私が出演した「グレーテルのかまど」のフルーツケーキの回の5分番組が、今日の16時50分からEテレで放送されます。

これからも放送されることは考えられるそうですが、予告なしのことが考えられますので、

事前にお知らせするのが難しいようです。

縮小版ですので、新しい内容はありませんが、ご覧になっていただけたら、うれしいです。

2012年3月15日 (木)

奥谷仁さんの新刊

Okutani

先週は、本の原稿を仕上げるのに忙しく、ご無沙汰してしまいました・・・。

今、原稿が仕上がって、ちょっとほっとしています。

その5月に出る私の新刊でもお菓子、料理の撮影をしてくださった、カメラマンの奥谷仁さんが

「ソウル・バンコクびっくり屋台 うますぎ横丁」集英社 を出版されました。

奥谷さんには、集英社の本では雑誌の「タント」からずっと私のお菓子の本を撮影していただいています。

フランス料理を愛する方ばかりと思っていたら、今度の本は、意外にもアジア、ソウルとバンコクの屋台料理の本です。

私もかなり前にバンコクのオリエントホテルで、タイ料理を習ったことがあります。タイ独特のハーブの使い方を知りたかったのですが、その料理教室のタイ料理のおいしさは格別でした。

その時にも町中に屋台が並んでいるのは見ましたが、結局味わうことはありませんでした。

タイの一般の人は家に台所がなく、三食とも屋台に来て食べるということもその時お世話になった駐在の方から聞きました。

そのためこうした屋台文化が発展しているのだと・・・。

奥谷さんの本はこうした庶民の暮らしの文化を、たくさんの写真とともに教えてくれます。

2012年3月 4日 (日)

湖水地方のお菓子

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昨日はお雛祭りでしたね。

我が家でもちらしずしとハマグリのお吸い物、菜の花のからし和え、と定番のメニューでお祝いしました。

先週と今週の土曜日は2週にわたって小金井貫井南町教会でのお菓子講座でした。

講座にいらしている方からのリクエストがあり、湖水地方に伝わるプディング、スティッキー・トフィープディングとやはり湖水地方に伝わるボロデール・ティーブレッド(上の写真)の作り方をご紹介しました。

スティッキー・トフィープディングは食後のデザートとして楽しむもの、ボロデール・ティーブレッドは薄く切ってバターを塗り、お茶の時間に楽しみます。

どちらも私の著書「イギリスのお菓子 楽しいティータイムめぐり(集英社Be文庫)」
にレシピが出ています。

20120304a右の写真は、日本でも有名になったイギリスのプディングクラブのスティッキー・トフィープディング。
ふわっとしたスポンジタイプのプディングにトフィー味のソースがしみ込んでいます。

家庭で作ると、出来上がりの熱々を取り分けて、そこにアイスクリームを添えるとおいしいですよ。

やさしい、イギリスの家庭の味わいです。

2012年3月 1日 (木)

旅の学校

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今日から3月ですね。

しばらくご無沙汰してしまってすみません・・・。

陽ざしの明るさに寒いながらも春がすぐそこまで来ていることを感じます。昨日の雪がうそのようですね。

私が同行します8月24日出発のイギリスの旅行のことが、池袋西武コミュニティーのパンフレットに載りました。詳しくはこちら→をご覧ください。

ホテルは、私がお勧めのホテルを予約できることになりました。

コッツウォルズでは「ナルニア国」シリーズを書いたC.S.ルイスが妻のジョイスと訪れたという小さな村Minster Lovellにあるホテル、Old Swam and Minster Millに2泊滞在します。

湖水地方ではWindermere湖湖畔に建つホテル Storrs Hall(ポターがパーティーに出かけたかつては個人の館)にゆったりと3泊し、「ピーターラビットのおはなし」の作者の住まい兼アトリエであったヒルトップやポターの所有していたユーツリーファームでお菓子講座を受けることになっています。

個人ではなかなか実現しない内容になっていますので、ぜひご参加をお待ちしています。

お問い合わせはセブン旅ネット03-6238-3085

また、この旅行と私の5月末に出ます新しい本に合わせて池袋コミュニティ・カレッジでは講座も行います。

6月4日(月) 13:30~15:00「ピーターラビットの舞台、英国を訪ねて」

詳しくはこちら→

お申し込み、お問い合わせは西武コミュニティ・カレッジ03-5949-5481

いずれもどうぞよろしくお願いします!!

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