« 2012年7月 | トップページ | 2012年9月 »

2012年8月

2012年8月19日 (日)

「RSVP」に紹介されました

現在発売されている「RSVP」No.10「ロンドンを贈ろう」に新刊「幸福なイギリスの田舎暮らしをたずねて」がインフォメーションのページに紹介されました。多くのイギリスファンが愛読するこの雑誌にご紹介いただいたのは嬉しいことです。 24日からのイギリスツアーで訪れる湖水地方の特集も載っています。 1345341888321.jpg その湖水地方といえば、今回のイギリスツアーの湖水地方で3泊するStorrs Hallストールズホールも以前この「RSVP」誌前身である「英国特集」第2号で紹介されていました。家族でアフタヌーンティーを楽しんだことのあるこのホテル、ウィンダミア湖の湖畔に建つジョージア王朝の邸宅ホテルです。宿泊するのは今回初めてのことなので、今から楽しみです! 1345341889311.jpg

iPadで書いています!

昨日iPadついに購入しました!
24日に出発するイギリスツアーに持って行くため、急遽懸案だったiPadを手に入れました。
イギリスからブログを更新できるようにただいま特訓中。

1345336305560.jpg

2012年8月15日 (水)

ロンドンオリンピックのビクトリーブーケ

ロンドンオリンピックが終わった今も、帰国したメダリストたちがテレビに登場し、興奮冷めやらずといったところですが、そのメダリストたちが表彰台で受け取った花束、覚えていらっしゃいますか?

イギリスで昔からあるハーブの花束、タッジーマッジーのようで可愛いなとずっと思っていました。

この花束、ビクトリーブーケは世界的に有名なフローリスト「ジェーン・パッカー」が担当しました。デザインは「ジェーン・パッカー」のクリエイティブ・ディレクター、スーザン・ラップワースさんとのこと。

Olypic_bouquet そのブーケは、イギリスの国花であるバラにイギリスで栽培されたローズマリー、ラベンダー、アップルミントといったハーブが使われていたのでした。(左の写真は「ジェーン・パッカー」のHPより)

殺菌力のあるローズマリーがタッジー・マッジーには必需品でしたが、オリンピックでは「思い出」という花言葉の意味合いがこめられているようですね。

全部で4800個ものビクトリーブーケがフラワースクールの生徒たちの手で作られたとのことです。

久しぶりに「ジェーン・パッカー」のHPを見て、そのジェーン・パッカー自身が去年の11月に亡くなっていたことを知り、本当に驚き、まだ信じられません。まだ52歳という若さだったとのこと。ウィンブルドンに住んでいたとき、ジェーン・パッカーさんのお花のレッスンにも何度か通い、ご自宅にも取材に伺ったことがあります。

まだちいさい娘さんがジェーンに甘えていてとても愛らしく、普段はジェーンのお母さんが子どもの面倒を見ているようでした。「本当は仕事で外にでるより、家にいて子どもと過ごしたいの。」と話していたジェーン。笑顔が素敵な、気さくな方でした。

今も変わらずに活躍されていると思っていたのに、もうこの世の人ではなくなっていたなんて・・・。

オリンピックでのビクトリー・ブーケをきっとあの笑顔で天国から見ていたことでしょう・・・と思っています。

小布施日帰りツアーのお知らせ

8月24日に出発するイギリスツアーの最終的なイギリスとの調整で、忙しくしています。

今回のツアーは、ちょうど「美しいイギリスの田舎を歩く!」に書いた湖水地方と新刊「幸福なイギリスの田舎暮らしをたずねて」で書いたコッツウォルズ地方の内容を合わせたような旅になっています。湖水地方は生誕110周年を迎える「ピーターラビットのおはなし」を描いたビアトリクス・ポターがテーマですが、全体を通して、観光ではなかなか触れることのない、イギリスの暮らしを肌で感じていただけるように考えたツアーになっていると思います。旅行については、またこちらでご報告しますね。

Bramly14 その新刊「幸福なイギリスの田舎暮らしをたずねて」の第6章は、イギリスならではの料理用リンゴ、ブラムリーについて書いています。

日本では小布施で1998年から一般農家で栽培されています。

小布施では、8月末からブラムリーの収穫が始まりますが、小布施町振興公社である小布施屋さん、ブラムリーファンクラブのご協力で、9月14日に小布施にブラムリーツアーをすることになりました。早速ブラムリーファンクラブの掲示板のこのツアーのお知らせを載せてくださっています。

企画は8月24日から出かけるイギリスツアーと同じ、池袋コミュニティ・カレッジを主催するセブンカルチャーネットワークです。
詳細はこちらをご覧ください。

小布施では摘みたてのブラムリーを使ってのジャム作り、そのジャムは1瓶お持ち帰りになります。そして、新刊「幸福なイギリスの田舎暮らしをたずねて」のp160にあるブラムリーとくるみのスコーンの作り方を私がお見せして、そのスコーンに作りたてのジャムをのせて召し上がっていただくティータイムも予定しています。

ブラムリー尽くしの昼食も味わえることになっていますので、楽しみですね。

ブラムリーの季節の小布施にご一緒しませんか?

皆様のご参加をお待ちしています。

2012年8月 6日 (月)

左藤玲朗さんのガラス器個展・ コホロにて

Kohoro3 先日このブログでご紹介した左藤玲朗さんの個展が8月4日から二子玉川のコホロで開催中です。

初日の4日に私も伺ってきました。

Kohoro6 入り口を入るとすぐの左側の棚にこんな風に私の新刊「幸福なイギリスの田舎暮らしをたずねて」の左藤さんのガラスを使ったルバーブジャムのページが開けられていました。隣にはその写真のガラス器が販売されています。

ちょうど私がお店に伺ったときに、この本を見ながら、この器を購入されたお客様がいらして、思わずお礼を申し上げてしまいました。

とっても嬉しいひと時でした。

8月13日までの期間中、私のこの新刊も販売していただいています。

Kohoro8 Kohoro4                             

お店の方が出してくださった冷たい麦茶が入っていた左藤さんのモール小鉢。

今回は販売はありませんでしたが、いろいろと使えるこの器、欲しくなりました。

初日にお店にいらした左藤さんに伺うと、最初から作られていた定番中の定番とのこと。飴色のガラスに私はやはり惹かれます。                                                           

2012年8月 4日 (土)

フェリックス・ホフマン展・教文館

Hofman3 現在銀座教文館9Fウェンライトホールで開かれているフェリックス・ホフマン展、そしてちいさな絵本美術館の館長である武居利喜さんの講演会に参加しました。

今回展示されているホフマンの手描き絵本はこのちいさな絵本美術館から展示されたもの。

そしてホフマン自身が子どもや孫への自ら描いた手描きの絵本ということに感動しました。それぞれの手描きの絵本には贈った子供たちの名前が最初に書かれています。

Hofman2 この「ながいかみのラプンツェル」は、長女のサビーネさんに贈った本。つい先日サビーネさんは亡くなられたとのことですが、サビーネさんから渡されたホフマン手描きの絵本を武居さんの説明とともに見せていただきました。

このグリム童話のお話がサビーネさんが大好きで、お話しを暗記していたので、その手描き絵本には文章はありませんでした。1冊1冊に父親であるホフマンの愛情を感じます。

Hofman

このラプンツェルのお話しは、ディズニーも作品にしています。これはその原画集。絵を描くことが好きな娘が、この映画を観て、その画像の美しさに感動して、原画集を買ったのでした。

ホフマン展は8月26日まで開催しています。「ながいかみのラプンツェル」の他に「おおかみと七ひきのこやぎ」「ねむりひめ」などの絵本の原画も見ることができます。夏休みの一日お出かけになってみてはいかがでしょう。詳しくはこちらをどうぞ→

8月6日のテレビ朝日「ワイド!スクランブル」で、この展覧会の様子が放送されるそうですよ!

2012年8月 1日 (水)

松本の児童書店「ちいさいおうち」主催・安曇野での講座

Matumoto4

先週末は安曇野でお招きを受け、恩師の吉田先生との2日間にわたる講座でした。主催は松本にある児童書専門店「ちいさいおうち」。「ちいさいおうち」の店主の越高さんご夫妻と吉田先生とのお付き合いは30年にも渡るとのこと。今回は吉田先生の教え子ということで、光栄にもお声をかけていただきました。

会場は絵本美術館である「森のおうち」。隣にはコテージもあり宿泊もできます。私も2晩こちらに泊まりました。みどりの中のとても素敵なところです。「ちいさいおうち」はこちらに支店をお持ちです。

Matumoto3 講演をなさる吉田先生。一日目は「ピーターラビットについて」2日目は「これからの絵本の傾向について」、たくさんのスライドを使ってのお話しでした。

私は1日目は「物語の中のお菓子」、2日目は新刊にかけて「幸福なイギリスの田舎暮らしをたずねて」というテーマでお話ししました。

吉田先生と私の話の間にお茶の時間が設けられましたが、そのお菓子は私のレシピで「森のおうち」のスタッフの方が作ってくださいました。とても素敵に出来上がっていました。

Matumoto2 1日目はルバーブクランブルケーキとローリー・ポーリープディング。

Matumoto1 2日目はトライフルとヴィクトリアサンドイッチでした。ヴィクトリアサンドイッチには英国の国旗まで、とてもきれいにおいしくできていました。

東京では考えられない、緑の中での夏の講座。貴重な経験をさせていただき、感謝の気持ちで一杯です。

« 2012年7月 | トップページ | 2012年9月 »