「ベニシアと仲間たち展」

NHKのテレビ番組でもお馴染みのベニシアさんの展覧会に行ってきました。

会場は春夏秋冬に分けて、それぞれの季節でのハーブを中心にしたベニシアさんの暮らし周りが分かるような展示になっています。

自ら描いた絵やエッセーも写真とあわせて展示されています。

「家族が帰ってきて、ほっとする温かい家を整えたい」

展示されていたベニシアさんのエッセイの中にこの1行がありました。

家族があって、ハーブがある。その暮らしぶりに多くの人が魅せられるのだ、と改めて感じました。

この展示は、8日まで開催されています。

「ピーターラビットのおはなし」出版110周年記念の絵本4冊

「ピーターラビットのおはなし」出版110周年を記念して出された4冊。

ユニオンジャックの表紙のものは、オリンピック記念版で、この10月で販売が終わる限定版です。

このオリンピック記念版の本には、幻の絵2枚が復元されていることを先日の講座で吉田先生から教えていただきました。その幻の絵の1枚は、マクレガーさんの奥さんの絵で、出版者が書き直しをポターにさせて美人の奥さんの絵が使われていますが、本来は「かぼちゃをつぶしたような」顔のマクレガーさんの絵をポターは描いていたのでした。

見比べてみると面白いですよ！

松本・ちいさいおうち書店主催 吉田先生との講座 そして今後の予定

松本の子どもの本の書店、ちいさいおうち書店が主催する、絵本の家(目白）で行われた29日の講座の様子です。

本棚一杯の絵本や児童文学の洋書に囲まれて、とても温かい雰囲気のお店の中で行われました。

安曇野で7月に行われた講座を東京で、ということで私にとっては嬉しいことに再び恩師でである吉田先生とご一緒させていただきました。

今年出版110周年を迎える「ピーターラビットのおはなし」にちなんで吉田先生は、『イギリスの児童文学と絵本 ピーターラビットを中心に、その伝統に学ぶ』をテーマにお話しされました。

私は今回出かけた夏の旅行での情報を入れ込んで、ピーターラビットの絵本に見られる食の部分や、テーマになっている舞台についてお話しました。

11月17日にはこの絵本の家で、吉田先生の「バーバラ･クーニーの絵本とクリスマス絵本」についての講座があります。

私も参加申し込みをしましたが、ご興味のおありの方は、

ちいさいおうち書店 〒390-0877松本市沢村３-４‐４１　TEL0263-36-5053

まで、どうぞ。

この絵本ピーターラビットの世界をじっくりと資料を読み、理解を深める講座は、１０月１８日（木）13：30-15：30、横浜市イギリス館ホールにて行います。

いつもの私がみなさんの前でおはなしするスタイルではなく、みなさんと一緒に資料を読みながら、映像とあわせて、ティータイムを頂きながらの和やかな雰囲気の中のレクチャーで、ピアノの生演奏もあります。是非ご参加ください。

★お問合せ＆お申込み：Tel:03-3782-8977　「スクール・フォー・ガーデニスト」　（社）N.G.S.ジャパン　

また、２９日と今日、Eテレで私が出演した「グレーテルのかまど」のフルーツケーキの回が再放送されました。たくさんの方に観ていただいたことはこのブログへのアクセス数からもよくわかります。大変嬉しく思っています。

クリスマスに向けて、イギリスに伝わるフルーツケーキを是非作って、味わっていただきたいと思います。

１２月１日(土)１０時から青山NHK文化センターで行われる私の講座・「イギリスの物語～田舎の冬支度～」では、お茶用のお菓子として、この私が焼いたフルーツケーキをみなさんに召し上がっていただく予定です。こちらもぜひご参加をお待ちしています。