クリスマス・プディング出来上がり
5時間ほど蒸して、型から出したクリスマス・プディング。
冨澤商店で売られている「粉状玉糖」という黒砂糖を使ったので、熟成させなくても真っ黒な色に仕上がりました。
私の本では、バターを使ったレシピを紹介していますが、今回は伝統的なレシピで、牛のケンネ脂を使っています。ケンネ脂は、すき焼きに使う、あの脂です。
イギリスではSuetと言って、お菓子用のケンネ脂の乾燥したものが袋に入って売られているので、それを使いますが・・・。
このケンネ脂を使うと、バターを使ったものよりしっとりと出来上がるようです。
十分に冷ましてからラップ材に包み、冷蔵庫で1ヶ月ほど熟成させます。
クリスマスに食べるときにまたさらに2時間ほど蒸して温めていただきます。
そのクリスマスにプディングの上にのせるのがヒイラギです。
我が家のテラスで育てている鉢植えのヒイラギも赤く色づいてきました。
ローズマリーにもちらほらと「マドンナブルー」と呼ばれる水色の花が咲き始めました。
「永遠の命」の象徴であるクリスマスの常緑樹として、ローズマリーは、古くからクリスマスに使われてきたハーブです。
このローズマリーは、この春プランターに植えた「ダンシングウォーター・ローズマリー」という品種。匍匐性ローズマリーの一種です。
成長が早いということでしたが、春に植えて、半年後にもう花が咲くなんて信じられません。うれしくて、毎日眺めています。